2017年の夏、約2か月をかけて、古矢ピアノ教室のスタインウェイピアノをオーバーホールいたしました。
教室のスタインウェイピアノは、1950年代にドイツのハンブルグで製造されましたので、60年以上がたっています。
30年ほど前に、ロンドンのスタジオにあったピアノを、いつもお世話になっています、大阪の調律師さんの元へやってきました。その際、一度、オーバーホールされています。
今回のオーバーホールでは、ハンマー、弦、チューニングピンを新しくしていただきました。ピアノの音を出すためのメカニックなアクション部分を、全て入れ替えていただいたわけです。
ピアノの金属製のフレームや木製の響板や側板などの外側は、今では手に入らない良い材料で、頑丈に作られていますので、60年以上たった今も、びくともしません。ピアノの音を作る心臓部と言えるアクション部分を新しくしていただき、さらに豊かな響きを生み出すピアノとして甦りました。ペダルもピカピカに磨いていただき、ピアノも嬉しそうに輝いています。
古矢ピアノ教室では、初心者の方も、経験のある方も、どなたも、このフルコンサートサイズのスタインウェイピアノを弾いていただけます。
皆さま、お気軽に弾きにいらしてください。