古矢ピアノ教室には、2台のグランドピアノがあります。
そのうちの、1台はスタインウェイのフルコンサートサイズのピアノです。
左側のピアノがスタインウェイ、右側がヤマハC7です。
このスタインウエイピアノは、製品番号が334195。1951年製です。
この製品番号は、スタインウェイが1856年からピアノを製造して以来の通し番号になります。
1951年製ということは、64歳のピアノになりますね。
新しいピアノではないのですが、手作りを大切にしていた職人さんが
多く活躍していた時代のスタインウェイピアノです。
スタインウェイピアノは、ハンブルクで製造されたものとニューヨークで製造されたものがありますが、このピアノはハンブルク製造です。
ちなみに、日本にあるスタインウェイピアノのほとんどが、輸入元のルートの関係で、ハンブルク製造のピアノです。
このピアノは、ロンドンの放送局で使われていたものをお世話になっています調律師さんが購入され、
弦やハンマーなどをオーバーホールし、丁寧に調整、調律、整音されていました。
そのピアノが古矢ピアノ教室にやってきたのは、2006年4月。
クレーンを使ってピアノ搬入。
家の階段から運び上げることは不可能でしたので、クレーンで吊り上げての搬入です。
クレーンでの搬入、成功!
足をつけていただき、ピアノが入りました。
古矢ピアノ教室では、どなたもこのスタインウェイのグランドピアノを弾いていただけます。
はじめは、いつも弾きなれているピアノのタッチとの違いに戸惑われますが、
少し慣れられますと、皆様、その深く豊かな響きに驚かれ、ニコニコ笑顔になられます。
皆様、どうぞ弾きにいらしてくださいね。