長年、お世話になっているピアノの調律師さんは、信頼するお医者様、主治医のような存在です。
これまで古矢ピアノ教室のスタインウェイとヤマハの2台のピアノの調律をしていただいていた調律師さんが、
今年1月に急にお亡くなりになり、大変なショックでした。
調律師さんとは30年来のお付き合いで、大阪から1年に2回の調律に通って下さいました。
28年前にはヤマハピアノを、昨年夏にはスタインウェイもオーバーホールしていただきました。
弦を全て新しく張り替え、全てのハンマーも新調しました。
これで、ずっと2台のピアノを楽しんで弾いていけると喜んでいた矢先、
突然の訃報に、これから調律をどなたにお願いしたらよいのか途方に暮れました。
そんな折、ご紹介いただいたのが、タカギクラヴィア様でした。
昨日、京都の法然院でのコンサートのために関西に来られ、
お忙しい中、古矢ピアノ教室にお越しくださったのです。
前回の調律が昨年の12月で、音の狂いが少々気になっていましたので、
調律していただくのを待ちわびておりました。
すっきり整ったピアノの音色は、心穏やかに幸せな気持ちにしてくれます。
どうぞ、どなたもピアノを弾きにいらしてくださいね。