ピアノの「基礎テクニック開発法」のセミナーを受けに、神戸まで行ってきました。
アルゲリッチ、ゲルバー、バレンボイムの父も習った
アルゼンチンの名教師ヴィンチェンツォ・スカラムッツァ先生に学ばれた長谷正一先生が、
その基本練習方法をレクチャーくださいました。
お部屋に入りきれないほど多くのピアノの先生方で、会場は熱気にあふれていました。何人も知り合いのピアノの先生にお会いしました。
長谷先生も、各テーブルを回って、熱心に何度もお手本を示してくださいました。
まずは、椅子の座り方から。
そして、リラクゼーション。
頭、目、顎、舌、首、肩、腕、お腹、背中、おしり、足と上から意識的に力を抜いていくのです。
いかに脱力するかが大切で、また難しいです。
準備ができたところで、基礎の段階から、身につけるべきフィンガートレーニングの方法を学びました。
指手のひらの筋肉を鍛え、指先はしっかり。腕や肩は、脱力。
自宅に帰り、教わった方法で練習してから、ピアノを弾いてみますと、
タッチがはっきりして、心なしか、音色がクリアになったように思いました。
タッチがしっかりしていると、大きなホールで弾いても音が豊かにクリアに響きます。自分の音楽を、より伝えることができますね。
より良いタッチを学んでいきましょう!