教室日記

バッハか、ショパンか。発表会の選曲に悩む、日曜日の練習風景。

大津市の「親子3代で楽しめるピアノ教室」講師、古矢純子です。
 
日曜日の今日、教室はお休みをいただいております。
レッスンがない日は、普段より私自身の練習時間が取りやすいです。
 
毎年、発表会では生徒の皆さまと同じステージに立って演奏させていただくので、
私にとっても「練習」は大切なことです。
 
―― 自分の原点に戻れる「バッハ」の響き
私は以前オルガンを勉強していたこともあり、
バッハなどのバロック音楽が心から大好きです。
 
今日のように冬の静かな日曜日に、
バッハの『平均律クラヴィーア曲集』を奏でていると、
余計なものが削ぎ落とされ、スッと「素の自分」に戻れるような気がします。
 
数学的でいて、どこか宇宙のような広がりを感じるその音色は、
私にとって最高の心のデトックスです。
 
―― 「聴き映え」か「自分の好き」か
発表会の選曲となると、いつも少し悩んでしまいます。
やはり華やかなショパンや、皆さんがよく知る名曲の方が、
会場の皆さまには喜んでいただけるのではないか……。
 
そんなことを考えて、これまでは選曲をしてきました。
 
けれど、今年はふと
「思い切って、大好きなバッハを皆さんに聴いていただくのも良いかもしれない」
という思いが頭をよぎっています。

 
―― 音に「自分」を乗せるということ
地味に思われるかもしれないけれど、
心から愛している曲を、心を込めて奏でる。
 
その誠実な響きこそが、聴いてくださる方の心に一番届くのかもしれない――。
 
生徒の皆さんに「自分の好きな曲を見つけてね」と伝えている私自身が、
まずは一番好きな曲を弾く姿を見せることも、
一つの教育なのかなと感じたりしています。
 
ショパンの華やかさか、バッハの深い精神性か。 楽譜をめくりながら、
もうしばらく、悩みたいと思います。
 
皆さんは、今年の発表会、どんな曲を奏でてみたいですか?

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