4月も半ばに入り、大津市の学校や幼稚園、保育園も新年度がスタートしました。
古矢ピアノ教室の生徒さんも、中学校や小学校に入学、また進級されました。
レッスンの合間に、新しいクラスの担任の先生やお友達のことをうれしそうに話してくれています。
ピアノ教室は大津市富士見学区にあり、何人かの生徒さんは地元の富士見小学校に通っておられるますが、
晴嵐小学校、膳所小学校、平野小学校、志賀小学校、青山小学校と、近隣の学区からもレッスンに通ってきてくださっています。
遠くは守山市から、毎週電車で通っておられる方もあります。
レッスンしていても、皆さんの新しい年度が始まって、心うきうき、ワクワクしたうれしい気分が伝わってきます。
子どもさんに限らず、春の陽射しを浴びて、心は自然とうきうきしますね。
そんなうれしい気持ちをピアノで表現できたら、もっとうれしくなりますね。
誰しも、ピアノを素敵に弾きたいと思われることでしょう。
でも、残念なことに、練習しないでいきなり素敵に弾ける魔法はありませんよね。
是非、今、練習している曲を、春のうれしい気分で弾いてみてください。自分の指で奏でる音に耳をすませてみてください。
気分が変わったら聴こえる音も変わるでしょうか?
場面の気持ちを想像して、いろいろな気分で弾いてみると、楽譜の向こうに新たな発見ができるかもしれませんよ。
音楽は、目に見えないものです。
そんな音楽を素敵に奏でるために、美しい音楽を追い求めて何度も何度も練習するって、すごいことです。
耳をすまして自分が奏でる音を聴き、想像力を働かせて感性を磨いて音楽をより素敵なものにしていくのです。
それは、コストパフォーマンスを追い求めがちな社会の流れに逆行することかもしれません。
けれども、ピアノを弾いて音楽に親しみ、自分の感性を大切にし、芸術や文化を愛する人が、
テクノロジー重視の情報化進んだ現代社会を柔軟な精神をもって、力強く生きていけるのではないかと考えています。
ピアノは、どなたもすぐに音を出すことができる身近な楽器です。
皆様がピアノを弾いて、心豊かな時間を過ごしていただきたいと心より願っています。