古矢ピアノ教室で気をつけていますことは、湿度と温度管理です。
湿度は、1年を通じて60%±10%におさまるようにしています。
そして、温度は一日の気温の変化を±5℃にして、10℃以上変化しないように気をつけています。
ピアノは、金属、木材、羊毛などからできていますが、それぞれの膨張率が異なるため、温度の変化が大きいと、バランスが保てなくなります。
そのことが、音程や音の抜け、響きなどが悪くなる要因となります。
縁があって、湿度が年間を通じて50%~60%の国から、湿度の高い日本に来たピアノです。
できるだけ、よい環境に置いてあげ、美しい音色、豊かな響きを奏でてほしいと願っています。