大津市の「親子3代で楽しめるピアノ教室」講師、古矢純子です。
 
先週金曜日に今年のレッスンをすべて終え、
私自身の「年末の時間」を過ごしています。
 
今日は予定通り、京都の嵐山へお墓参りに行ってまいりました。
毎年、一年の締めくくりに訪れる大切な習慣なのですが、
今年の嵐山は、例年とは少し違う雰囲気に驚かされました。

 
とにかく、外国人観光客の皆さまの多いこと！
歩道から人が溢れんばかりの賑わいで、
いつにも増して活気（といいますか、熱気！）に満ちていました。
 
時代と共に、街の景色や空気感もどんどん変わっていくものですね。
 
そんな喧騒を少し離れて、お墓の前で静かに手を合わせていると、
不思議とそこだけは穏やかな、いつもの時間が流れていました。
 
ご先祖様に今年一年の感謝を伝え、一年の無事を報告する。
周りがどれほど変化しても、自分の中にある「大切にしたい習慣」や「感謝の心」は、
変わらずに持ち続けていたいなと改めて感じた一日でした。
 
これは、ピアノも同じかもしれませんね。
新しい奏法や便利な機材が出てきても、美しい音色に感動し、
一音を大切に奏でるという「心のあり方」は、何百年も変わらずに受け継がれているものです。
 
人波に少し疲れましたが（笑）、おかげさまで心はスッキリと整いました。
 
大津に戻ると、いつもの静かな景色にホッと一安心。
今年も、あと2日。
皆さまも、どうぞ暖かくしてお過ごしくださいね。

山茶花が満開でした。