今日の午前中、昨年末からレッスンをお休みされていた女性の方が、半年ぶりにレッスンにお越しくださいました。
お嬢様の受験などがあり、何かとお忙しくされていました。
女性の方は、ご自身のことだけでなく、ご家族のことで、なかなか思うように動けないことがありますね。
お仕事をされながら家事もこなして、時間を作ってピアノを練習されています。
ツェルニー30番やバッハのインベンションを丁寧に弾いて下さいました。
よく練習されたのがわかる演奏で、本当にピアノがお好きなんだなと思いました。
しかも、秋の発表会には、連弾で参加したいとおっしゃり、
ドビュッシーの曲を練習されてこられたのです。
お忙しいのに、目標をもって取り組まれる姿勢は、本当に素晴らしいです。
私も、一緒に連弾できますように練習しないと!
夕方には、4月にご入会くださった大人の方もレッスンにお越しくださいました。
月2回、お仕事帰りに教室に通ってくださっています。
エレクトーンの経験はおありでしたが、ピアノは初めてでらっしゃいました。
本当は、ピアノが習いたかったそうで、夢が叶い、ピアノもご購入されたのです。
テキストも、どんどん進み、「大人のためのピアノ教本1」は既に終了し、
現在は、2冊目を弾いておられます。
短調の音階を説明しましたら、とっても興味をもって聞いてくださり、
これまで、断片的だった知識が整理されたようでした。
これまで、楽器の経験がおありですので、
子供さんの時から、楽譜の決まりごとや楽典や音楽のことなど、
いろいろなことを勉強されてきたと思うのです。
でも、どんなことも、普段、使っていないと忘れてしまいますね。
大人になって学び直すと、忘れていたことを思い出したり、絡まっていた糸がきれいに1本になるように
頭の中ですっきりとするわけです。
大人の学びの楽しみですね。
今日のレッスンでは、長調と短調の響きの違いを感じつつ、レッスンしました。
大人の方のレッスンは、月2回、あるいは月1回、ご無理のないペースで続けていけます。
ピアノは、何歳からでも始められます。
あなたも、ピアノを弾いて、一生の趣味にしませんか?