楽譜によくついていますスラーですが、
ピアノに限らず、音楽を演奏するのに、とっても大切なしるしです。
このカーブした線がスラーです。
スラーは、その線がつながっている音を切らないでレガートに演奏します。
前の音から次の音へ鍵盤から手を上げないで、指を交代して繋いでいきます。
それは、小さいお子さんにとっては、簡単なことではありませんが、
スラーを大切に演奏することは、とても重要ですので、
自分の音を聞きながら集中力をもって、がんばっています。
二つだけの音をつなぐ場合もありますが、
長いスラーがついていますと、ずっとずっと音が切れないように演奏します。
そして、繋がっていたスラーの終わりをどのように演奏するかも大切です。
手首を使って柔らかく手を上げたいですね。
レッスンに来てくれた小学3年生のRちゃん。
ブルグミュラーやギロックの曲を弾いています。
フレーズを感じ、スラーを丁寧に弾くと、曲がとっても生き生きとしてきます。
自然な強弱のつけ方も練習しました。