昨年の11月に入会された小学6年生のSさんのレッスンでした。
Sさんは、これまでピアノのレッスンには通われたことはなかったのですが、
ピアノが大好きで、ご自分で譜を読んで、いろいろな曲を弾いてこられました。
ショパンやベートーヴェンのソナタなども弾いておられたのですが、
どうしても指使いやリズムが曖昧なところがでてきます。
それで、指使いをまもり、強弱記号やいろいろな楽語を表現すること、
フレーズを考え、曲の構成も意識しつつ弾くことを練習してもらいたくて、
ブルグミュラー25番を弾いています。
今日は、「無邪気」を丁寧に楽譜を見て、きれいに弾けましたので、
2台のピアノで一緒に合わせてみました。
2台のピアノによる豊かな響きに、心が満たされます。
1回目は、何度か止まってしまいましたが、
2回目は、2台のピアノの音に慣れてこられ、スムーズに合わせることができました。
さらに、1曲目の「素直なこころ」も合わせました。
2台のピアノで弾くと、本当に豊かな響きになり、心が満たされる感じがします。
Sさんも、「楽しい!」と言って、気に入ってくれました。
また、仕上げに、アンサンブルしましょう!
2台のピアノだけでなく、連弾や他の楽器とのアンサンブルは、他の人の演奏を聴きながら、拍をきちんと揃えて演奏しないといけません。とっても勉強になりますし、何より楽しいのです。
これからも、アンサンブルを積極的にレッスンに取り入れていきたいと思っています。