昨年10月に「ミキハウス子育て総研」が調べたところ、子供の習い事の1位は「ピアノ」で29.9%、2位が「水泳」で28.7%。3位は「英語・英会話」で17、2%でした。「ピアノ」と「水泳」が人気というわけですね。
1つだけ習わせるとしたら、どちらがよいのでしょうか?
ピアノは、脳の前頭前野を鍛え、「HQ」を上げます。
日刊ゲンダイが伝えるところによりますと、教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏は、「ずばり“ピアノ”です。両手を使い、譜面を見て、耳も暗記力も使う。脳の司令塔である前頭前野を鍛え、地頭を強くします。IQならぬ『HQ』を上げるのにも役に立ちます。」とお答えされたそうです。
HQとは、Humanity Quotientの略で、「人間性指数」のことです。単なる頭の良さだけでなく、社会性や感情表現なども能力を測る指標にしようというものです。
「HQが低いと、自分で意思をもって行動できず、喜怒哀楽もはっきり表せない。人とのかかわりが持ちづらくなり、やがて社会から脱落していきます。グローバル社会の今、大事なのは自分の意思をもって様々な人とコミュニケーションすることです。これは世界の常識なのですが、日本ではまだ真剣に議論されていません。大変遅れているのです!」
明石家さんまさんが司会を務める「ホンマでっか!?TV」に出演されている脳科学者の澤口俊之先生も、習い事の質問に対して、「1番習い事としていいのはピアノです。指を動かす、先を読む、暗記する。全て脳の働きを高める。ピアノを習っている子は頭がいい。さらに、ピアノを習うとキレにくくなる」とお答えされています。
子どもさんの習い事をお考えのお父様、お母様へ
教育の専門家や脳科学者の先生方がお薦めされる「ピアノ」を、大切なお子様のためにお考えになられてはいかがでしょうか?