大津市の親子3代で楽しめるピアノ教室の講師、古矢純子です。
当教室には、お子様だけでなく、幅広い年代の大人の方々が通ってくださっています。
初めて鍵盤に触れる方、 昔習っていて数十年ぶりに再開された方、
老後の楽しみに、と始められた方。

日々のレッスンで、大人の生徒さんが一生懸命にピアノに向かわれる様子を拝見していて、
いつもその真剣な眼差しに心が温かくなり、感動しています。
今日は、そんな「大人のピアノ」について、私が日々感じていることを書きたいと思います。
大人の方は、皆さんとても真面目です。
そして、音楽をよく知っていらっしゃるからこそ、
ご自身の演奏に対して厳しい目を持たれていることも少なくありません。
「頭ではわかっているのに、指がついていかない」
「昔はもっと弾けたはずなのに…」
「練習する時間がなかなか取れなくて」
そんなふうに、もどかしさを感じてため息をつかれる日もあるかもしれません。
けれど、私は声を大にしてお伝えしたいのです。
大人のピアノに、「完璧なテクニック」は必要ありません。

子どもたちは、心身の成長過程にありますので、吸収も早いです。
でも、大人の方には、子どもたちには絶対に真似できない「武器」があります。
それは、これまで積み重ねてこられた「人生経験」です。
嬉しいこと、楽しいことだけでなく、悲しいこと、辛かったこと、乗り越えてきた壁。
そうした色々な経験を重ねてきた大人だからこそ、一音一音に込められる「深み」があります。
たどたどしくても、ゆっくりでも。
そこに込められた「想い」や、その人ご自身の「お人柄」が音と共に表われているのです。
技術的な完成度よりも、もっと大切な「味わい」がそこにはあるのです。

「ピアノが大好き。細く長く続けていきたいんです」
そう仰る生徒さんの笑顔が、私は何より大好きです。
どうか、「うまく弾こう」「完璧に弾こう」と焦らないでください。
思いとおりに弾けなくても、ミスタッチがあっても、それは決して恥ずかしいことではありません。
今のあなたにしか出せない、世界でたった一つの音色。
それを大切にしながら、ピアノと共に豊かな時間を過ごしていただきたいと願っています。
もし、「ピアノを弾いてみたいけれど、今さら…」と迷っていらっしゃる方がいれば、
どうぞ肩の力を抜いてお越しください。
技術を教えるだけでなく、皆様がピアノを弾いて、
音楽をと共に人生を歩んで行かれるお手伝いをさせていただけることが、
私にとって一番の幸せです。
体験レッスンで、あなたの「音」に出会えるのを楽しみにしています。
























