コンサート

フォルテピアノで奏でるショパンの「真実」! 古楽オーケストラとフォルテピアノでショパンのピアノ協奏曲を聴きました。

こんにちは。
大津市の親子3代で楽しめる古矢ピアノ教室講師、古矢純子です。
 
いつも土曜日は、朝から夕方まで子どもさん達のピアノレッスンですが、
今月は5週あるため、昨日は休みにして京都コンサートホールに出かけました。
 

 
2つのショパン国際コンクール優勝ピアニストによる
The Real Chopin × 18世紀オーケストラ 京都公演
The Real Chopin × Orchestra of the Eighteenth Century
 
[フォルテピアノ]
ユリアンナ・アヴデーエワ(第16回ショパン国際コンクール優勝)
トマシュ・リッテル(第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール優勝)
 
[曲目]
モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調 K.385「ハフナー」
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21(リッテル)
藤倉大:Bridging Realms for fortepiano(第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール委嘱作品/日本初演)(アヴデーエワ)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11(アヴデーエワ)
 

 
18世紀オーケストラは、1981年に結成された世界有数の古楽オーケストラです。
弦楽器はビブラートをかけない奏法で、トランペットやホルンはバルブのない楽器でした。
ティンパニーは、普段見慣れたものよりサイズが小さく見えました。
コンサートマスターが指揮をしながら演奏されていました。
 
フォルテピアノは1843年製のプレイエルで、
いつも教室のピアノを調律していただいているタカギクラヴィアさんが提供されていて、
楽屋口には見慣れたトラックが来てました。
 

 
古楽オーケストラとフォルテピアノでのピアノ協奏曲は、
想像していたよりも音がクリアで、豊かな響きがしました。
 
ショパンが聴いていた音はこんな雰囲気だったのかと想いをめぐらせました。
アンコールのマズルカも心にしみて、最後までコンサートを楽しみました。
 

 

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