昨今、ご結婚後もお仕事を続けられる女性が増え、ご出産後も職場復帰される方が珍しくなくなり、
保育の充実が求められています。
そのような時代のニーズに応えて、保育士さんの資格を取りたい方が増えているようです。
保育士試験は、筆記試験と実技試験です。
昨日は、古矢ピアノ教室のホームページをご覧いただいた方から、
保育士試験の音楽実技のレッスンを受けたいと、お電話をいただきました。
保育士試験は、筆記試験と実技試験があります。
筆記試験は9科目あり、全国の都道府県で、前期は4月21日と22日の2日にわたって行われます。
滋賀県では、滋賀短期大学が会場になっています。
その筆記試験を合格された方が、実技試験を受験することができるのです。
実技試験は3分野の中から2分野を選択して受験します。
実技試験は、7月1日にあります。
お問い合わせ下さった方は、これまでに全ての筆記試験を合格され、
実技試験も2分野のうち、1分野は既に合格されていますので、
残りは音楽実技のみということでした。
早速、本日、楽譜を持って、体験レッスンに教室にお越しくださいました。
平成30年度 保育士試験の音楽実技課題曲は、「おかあさん」と「アイアイ」
今年度の課題曲は、「おかあさん」と「アイアイ」をピアノもしくはギター、アコーディオンで弾き歌いします。
子どもの歌ですので、右手でメロディーを弾き、左手で伴奏をつけてながら、歌います。
左手の伴奏は、決まったものがあるわけではなく、課題にはコードネーム(和音の種類)だけ書いてありますので、
ご自分が弾きやすく、歌いやすい伴奏を考えてつけます。
市販の楽譜を使われてもよいですし、保育の現場で子どもさんと一緒に歌うことを想定して演奏するのですから、
伴奏は難しいことをする必要はないのです。
けれども、ピアノの経験が少ない方は、どのようにしてシンプルな伴奏にしたらよいのか、
音が合っているのか、両手で合わせる練習方法はどうしたらよいのか不安になられることでしょう。
古矢ピアノ教室では、お一人お一人に合わせて楽譜を書いてお作りします。
そして、練習状況、進み具合を見ながら、より弾きやすいものに修正してまいります。
昨年度も、ピアノの経験が少ない方でしたが、頑張って練習され、見事、合格されました!
保育士試験の音楽実技試験の短期レッスンもしています。
本日、教室にお越しになった方にも、
弾きやすいハ長調に転調し、シンプルな伴奏にした楽譜をお渡ししました。
早速、来週からレッスンにお越し下さることになりました。
古矢ピアノ教室では、このように資格試験のための短期のレッスンもさせていただいています。
レッスン回数は、1回からご希望に合わせます。
滋賀県の小学校教員採用試験を受験される方も、音楽実技試験の課題が出ましたら、
レッスンにお越し下さることになっています。
将来の夢に向かって努力される皆様のお手伝いができますことは、私にとりましても大きな喜びです。
7月の実技試験に向けて、ピアノが苦手な方、歌いながら弾けるか心配な方、
どんな伴奏をつけたらよいのかわからない方、
ご一緒に練習方法を考えながら、合格を目指して頑張ってまいりましょう!