今日は、70代のMさんのレッスンでした。
Mさんは、4年くらい前から月1回のペースでレッスンを続けて下さっています。
途中、ご主人様が体調を崩されて、しばらくお休みされていましたが、
最近、介護認定をお受けになり、週2回デイ・サービスに通われるようになりましたので、
また、レッスンのお越し下さっています。

シニアの方は、ご自身の体調やご都合でお休みされることもありますが、
ご家族のお世話などで続けられなくなることも少なくありません。
けれども、その問題が解決され、ピアノを弾く時間の確保ができ、通える状況になられますと、
また復活してピアノを楽しまれるようになられます。
「水曜日は、主人がデイ・サービスに出かけるので、安心してピアノに来られます。」
と笑顔でおっしゃいます。
ご主人様は、軽い脳梗塞になられ、リハビリのために散歩には、毎日付き添われ、
何かと目が離せないとおっしゃいます。
「主人には悪いですが、ピアノは息抜きになり、弾いている時は忘れています。
それに、指を動かすことは、脳のために良いでしょう?」
いつも楽しく、その季節の唱歌などを弾かれます。
今日は、クリスマスの曲、「もろびとこぞりて」と「きよしこのよる」を弾かれました。
「クリスマスまであと一週間ありますから、止まらずきれいに弾けるように、
もう少し練習します。」とおっしゃって帰られました。
ピアノが、シニアの方の生活にお潤いになり、励みになれば、本当に嬉しいことです。
来年の発表会のご案内をしましたら、とってもうれしそうにされていたのが印象的でした。
先日、香港在住のピアニストであり、ピアノ講師でらっしゃる荒井ちひろ先生が、2台のピアノのためのブルグミュラーを紹介されていました。
動画で生徒さんと一緒に「せきれい」を演奏されていたのです。
とっても楽しそうで、私も生徒さんと一緒に弾いてみたいと、楽譜を探しました。
ところが、シンコーミュージックから出版されているアルフレッド・バトラー編曲の楽譜は、現在、絶版になっているとのことです。
なんとか手に入れたいといろいろ探しました結果、中古品が見つかり、購入することができました。

早速、夫と第1番「素直な心」(正直)を2台のピアノで弾いてみました。2台のピアノの響きが交じり合い、想像以上に楽しかったです!生徒さんと合わせるのが楽しみです。
実は、この楽譜はブルグミュラー25番の前半14番までしか載っていないのです。ⅠとⅡに分かれているようです。
Ⅱも絶版らしいのですが、何とか手に入らないか探してみましたら、少々高い値段がついた中古品の楽譜が見つかりました。
こちらには、有名な「貴婦人の乗馬」も入っています。一人でソロで演奏するのも素敵ですが、連弾や2台のピアノなど他の演奏者と一緒に演奏するのは、相手の音も聴きながら演奏することが必要になり、勉強にもなり、とっても楽しいのです。
レッスンでも取り入れていきたいと思っていますので、どうぞお楽しみになさってください。

年長さんのAくんは、毎回のレッスンでタイムを計ってフラッシュカードでの音読みをしています。この日も、記録更新しました。どんどん速く読めるようになってきましたね。

「ぴあのどりーむ3」では、初めて8分の6拍子が出てきています。
8分の6拍子や8分の3拍子は、4分の3拍子や4分の4拍子と1拍の数え方が違うのです。
4分の3拍子や4分の4拍子は、4分音符を1拍として拍を数えます。8分の6拍子や8分の3拍子は、8分音符を1拍として数えます。
さらに、8分音符がバラバラにあるのではなく、3つが1組となっているのです。ですから、8分の6拍子は、「123456」と数えるのではなく、「123、223」と1小節に8分音符3つが2組入っているように数えたほうが、8分の6拍子の特有の拍子感を感じることができます。

Aくんも、8分の6拍子のリズムを、右左違うリズムでたたいたり、自分で8分の6拍子リズムを作った後、拍子を数えながらたたいて学んでいます。

最後に、スタインウェイピアノで8分の6拍子の曲を弾きました。
まだまだ手が小さいので、左の伴奏がシファソやドファラになると6度の幅がちょっと大変ですが、流れよく弾けました。

8分の6拍子も大好きになって楽しくピアノを弾いていってほしいです。
今日、レッスンに来られた年長さんのMちゃんは、
11月に入会されたばかりですが、右はドレミファまで、左はドシラソまで
ト音記号、ヘ音記号でバッチリ読めるようになりました。
手のフォームも自然でとってもきれいに、オルガンピアノの本を弾いています。
「ちらちらこゆき」は、やさしい気持ちを込めて弾いてくれて、素敵でした。
お母様もピアノを弾かれますので、お家ではグランドピアノで練習されています。
これからが、とっても楽しみです。

12月のピアノ通信をお渡ししました。
来年の発表会の予定もお知らせしています。
お母様に、「是非、親子連弾してくださいね。」とお話しましたら、
「今から緊張します!」とおっしゃりながら、うれしそうにしてくださいました。
親子で一緒にステージに立つというのは、素敵なことですよね。
ご家族で楽しんでいただける、うれしい発表会にしたいと思います。
これまでの発表会では、ピアノソロ演奏と連弾と2回ステージに上がっていただいてきました。
連弾は、お父様やお母様とされる方が多かったです。姉妹で連弾された方もありました。
ご家族で連弾が難しいようでしたら、講師が一緒に弾かせていただきますのでご安心ください。
皆様で楽しい発表会にいたしましょう!

先日、古矢ピアノ教室ホームページよりお問い合わせ下さった30代女性の方が
体験レッスンのお越しくださいました。
幼稚園の頃からピアノを習い始め、中学生3年生までレッスンに通っておられ、
今は、お仕事の合間の楽しみに、ピアノを弾いておられるそうです。
ピアノを弾いていると、その世界に入れ、仕事のストレスも解消されるとおっしゃいます。
「ホームページに、琵琶湖の見えるお部屋にグランドピアノ2台があるって
書いてあったので楽しみに来ました。本当に、その通りですね!」
そうおっしゃって、とってもうれしそうに、ツェルニー30番やチャイコフスキーの「朝の祈り」を弾いてくださいました。
「やっぱり、グランドピアノは、音が良く響いて気持ちがいいですネ!」 と
笑顔いっぱい!
「ずっと、一生、ピアノを弾いて楽しんでいきたいです。」 とお話し下さいました。
それこそ、いつも願っていることです!!ずっとピアノと音楽と一緒に生活していきたいですよね!
お仕事のご都合があり、固定のレッスン曜日と時間を決められないようですが、
毎回、次のレッスンを決めることにし、月2回来られることになりました。
初レッスンは、再来週です。
ずっと、ピアノを弾いて、音楽を楽しんでいきましょう!

昨日、30代の女性の方から、古矢ピアノ教室へお問い合わせいただきました。
小学校、中学校までピアノを習っておられ、ツェルニー30番まで弾いておられたそうです。
また、趣味としてピアノを弾きたいと思い、
インターネットで古矢ピアノ教室のホームページをご覧くださいました。
明後日、体験レッスンにお越し下さることになりました。
教室のピアノを弾いて楽しんでいただければ、嬉しいです。

大人の方は、月2回のレッスンの方が多いです。
お仕事されてお忙しい方は、1回ずつレッスン時間をお取りすることもできます。
古矢ピアノ教室は、個人レッスンですから、
他の方に気づかいすることなく、マイペースで楽しんでいただけます。
ピアノは、何歳からでも始められます。
初めての方も、経験のある方も、あなただけの素敵な音楽を奏でませんか?
お一人お一人のお気持ち、ご希望に合わせてお手伝いさせていただきます。
年長さんのAくん。今日も元気にレッスンに来てくれました。
まず、おんぷカードで譜読みのタイムを計りました。先週よりも、タイムアップしていて、大喜び!!

譜読みカードのタイムアップのためには、音符を早く正確に読まなければなりませんが、カードを順番に出していく手の素早い動きも重要ですね。
「ぴあのどりーむ」で、新しく出てきた8分の3拍子のために、リズム練習をしました。これまで、練習してきた4分の3拍子や4拍子と数え方が違うこと、わかってくれたかな?来週もカードを使ってリズム練習しましょう。

「みんなのオルガンピアノの本」では、曲に合わせてリズムをたたく用にリズム譜が書かれています。今日は、ロリポップドラムでリズムをたたきました。

このドラムは、子ども生徒さんみんなのお気に入りです。

最後に、「リズムとソルフェージュ」の本から、リズムを1題たたき、ソルフェージュを1題歌いました。
導入や初級の子供さんのレッスンでは、ピアノを弾くだけでなく、
譜読みやリズム、歌などをいろいろなグッズを使ってレッスンしています。
12月のピアノ通信をお渡しして、さよならしました。
いつも、お家でもたくさん練習してきてくれますし、レッスンでもよくお話を聞いて、なんでも意欲的にがんばります。これからも、楽しんでピアノを弾いていってほしいです。
2週間前に、体験レッスンにお越し下さった小学2年生のRちゃん。
ご入会下さり、今日からレッスンをスタートしました。

大手楽器店のグループレッスンに通っておられるRちゃん。
グループのお友達は仲良しで、アンサンブルもとっても楽しいそうです。
個人的にピアノを見ていただける時間は、どうしても短くなってしまい、
音楽が大好きで、ピアノをもっともっと弾きたいRちゃんは、ちょっと物足らなかったそうです。
お母様が、インターネットでピアノ教室を検索してくださり、ご縁をいただきました。
体験レッスンでは、音読みはト音記号もヘ音記号もバッチリでした。
一方、音符の長さや楽譜に書いてある様々な記号などは、ちょっと不安なところがあり、
「みんなのオルガン・ピアノの本3」で、基礎固めをしていくことにしました。
そして、「ブルグミュラー25番」で曲を楽しんでいきます。
ワークとして、音符と休符のドリルを渡しましたら、
「毎日、1枚ずつできます!」と言ってくれましたので、
7枚を宿題にしました。 スゴイ!やる気満々です!
明るくて、しっかり受け答えしてお話してくれるRちゃん。
大好きなピアノで、いろいろな曲をたくさん弾いて楽しんでいきましょう!
先月、お父様と体験レッスンにお越し下さった6年生のSちゃん。
11月は、修学旅行もあり、月の途中からご入会下さいました。
今日が2回目のレッスンです。
これまで、Sちゃんは、きちんとピアノを習ったことがなく、
独学で譜読みをして、「エリーゼのために」や「悲愴」ソナタの2楽章など
有名な曲を弾いてこられました。
その集中力と根気、継続する意欲は、本当に素晴らしいです。
ただ、独学で頑張ってこられましたので、
どうしても音だけ読んで弾いてしまいがちです。
リズム、拍子、速度、強弱、アーティキュレーション、など。
様々な記号にも目を向けてほしいところです。
そうすると、どんな曲か、作曲家の思い、そして、Sちゃんの感じることが
表現できるようになり、聴いている人の心を動かすことになるでしょう。
これまで、弾いてこられた曲より譜面はやさしいかと思いますが、
「ブルグミュラー25番」を丁寧に楽譜を読んで弾く練習をしています。
前回の1回目のレッスンから1週間。
とってもよく練習されてきました。
何より、素直に話を聞いて、一生懸命にされるところが素敵です。
どんな習い事も、学校の勉強も、素直な気持ちが大切ですね。
これからが、楽しみです。
いろいろな曲を楽しんでいきましょう!
今日は、ヤマハ大阪なんば店にて
元吉ひろみ先生によるセミナー
「シニア世代に教えるピアノ・レッスン実践編」を受講してきました。

ご存知のように、日本は高齢化社会を進み、
今や、65歳以上のかたは全人口の4人に1人です。
子供さんの習い事でも、ピアノが1番よいと
脳科学者や教育専門家の先生方がおっしゃっていますが、
シニアの方にも60歳から通うべき習い事として第1位です。
指のバラバラに動かすことは、脳の刺激になり、認知症の予防になります。特に、普段動かすことが少ない左の中指薬指を動かすことが有効と言われてます。
また、右手も左手も使い、それぞれ別々のことをするのが脳の血流を促します。
憧れのピアノを弾けることは、楽しく嬉しいことです。
ピアノで心豊かな時間を過ごせます。
元吉ひろみ先生のご著書
「趣味で楽しむピアノ・レッスン①~③」は、
①音符読みからはじめる
②音符が読める大人のために
③憧れの曲が弾けるようになる と
それぞれ副題がついていて、レベルに合わせた工夫がいっぱいです。
特に、指の体操は頭の体操にもなり、是非、レッスンに取り入れたいと思いました。
ピアノは、いくつになっても始められ、楽しむことができます。楽譜が読めなくても、全く初めてのかたもすぐに両手で弾くことができます。
お好きな曲がお弾きになれるよう、お気持ちに寄り添い、お手伝いさせていただきます。


元吉ひろみ先生のホームページの「全国版 シニア歓迎ピアノ教室」に古矢ピアノ教室も掲載していただきました。こちらです。
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